Tiny garden

世界を壊しつくすひと(1)

 九月半ば。ようやく秋の気配が感じられるようになった土曜日の夜。
 俺と安井はいつものような居酒屋ではなく、馬鹿話もためらわれる落ち着いたバーで酒を飲んでいた。今日は食べるのよりも飲む方が目的だったから、あえてそういう店を選んだ。それからあくまで同期二人の飲み会ということで、霧島には声をかけなかった。
 なぜかと言えば、あいつがプロポーズをしに行った日だからだ。

「あいつ、上手くいったかな」
 バーのカウンターでグラスを傾ける安井は、心なしか感傷的に見えた。隣り合って座っているせいかもしれない。
 俺はそういうのまだ早いんじゃないのかと思っているから、別に何でもなく答える。
「霧島がドジ踏んでも、長谷さんならフォローしてくれるだろ。大丈夫だって」
「それもそうだ」
 腑に落ちたように安井が笑う。
「しかしあいつ、指輪選ぶのさえ手間取ってたみたいだからな。心配にもなるよ」
「だよなあ。何の為にカタログ貰ってきたんだろうな」
「むしろカタログがまずかったんじゃないか? 目移りしちゃったとかさ」
「本当、しょうがないなあいつは」
 つい先日、俺は偶然にも霧島の机の引き出しから、ジュエリーショップのカタログを見つけてしまった。しかもご丁寧に付箋つき。それはもう、何の為のカタログかって白状してるのと同じだ。
 それを今月の、営業課の飲み会の時に皆の前でばらしてやったら、さしものマイペース霧島も奮起せざるを得なくなったらしく、とうとうプロポーズへと動く気になったようだ。
 今日がそのプロポーズ決行日、らしい。本人から直接言われたわけではないにしろあいつの言動から察していた。そのせいで俺と安井も何となく浮ついた気分になっている。生意気だが多少可愛い後輩でもあるから、しょうがない。
「でもまあ、あんだけ煽ってやれば効いたかな」
 飲み会での奴の反応を思い出し、俺は一人にやにやしておく。営業課一同に散々突っ込まれて質問攻めに遭った霧島は、照れやら狼狽やらを通り越し自棄になっていた。しまいには数多の冷やかし文句さえ投げやりに受け入れていた。皆にも祝福されてるってことだ、喜んでおけばいいのに。
 安井が呆れたように目を細める。
「霧島は悔しがってたけどな。あいつはあいつで、小坂さんのことでお前をからかう気だったようだし」
 そうらしい。その飲み会で俺は前回の反省を踏まえ、きっちり小坂の隣を確保した。そしてああいう場ですらいい子になってる小坂に美味いものを食わせたり、グラスの空きを気にしてやったり、後で二人だけの二次会に誘ってやったりした。最後のはこっそりやったのでともかくとして、おおっぴらにやった俺の世話焼き加減が霧島の目に留まったらしく、何か冷やかすようなことを言ってきたから、こっちも例の指輪の件で返り討ちにしてやった、と言うのが事の次第だ。つまり俺の勝ち。
「十年早いよ。あいつとはまだサシで負ける気しない」
「俺もいたかったな、その場に。そしたら一緒になって石田をからかってやれたのに」
「つかそもそもからかうってのが間違いだ。俺はそんなんでいちいち照れたり恥らったりしない」
 霧島にだってちゃんと言ってある。小坂のこと、好きだって。
 別に隠してるつもりもないし、むしろいつだってオープンにしているつもりなのに、あいつは俺から何らかの言葉を引き出そうと目論んでいるようだ。あの手この手でからかおうとしてくるが、こっちには引き出されるような本音もない。
「本当に?」
 安井もそうだ。俺が何か秘密を隠し持ってると思っているらしい。
「本当だって。俺がそれこそ小坂みたいに可愛くもじもじしてるとこ一度か見たか?」
「いや、見てないし見たくもないな」
「じゃあ何で、そんな疑わしげなんだよ」
 いつも可愛いって言ってる。狙ってることも前々から言ってある。いざとなったら責任も取るつもりあるって、聞かれた時には答えた。霧島も安井も、他にどんな言葉が必要なんだか。
「本気なんじゃないかって思ってるんだよ」
 安井はぽつりと、そんな風に言った。
 それも俺にはよくわからない部分だ。本気じゃないなんて口にしたか? 俺が。今となっては遊びで女の子と付き合えるほど暇も金も持て余してない。そりゃ小坂自身の真剣さからすればゴミみたいな、下心百パーセントの本気だろうが、それでも小坂を好きなことには変わりない。
 何なんだろうと苦笑していれば、安井はふうと息をつき、
「霧島が結婚したら、次はお前の番だよな」
「どうだろうな」
「したくないのか? 小坂さんとは」
「向こうがどう思うかわからないだろ。こないだ聞いた時は考えたこともないって言ったしな」
 ちょうど『二次会』でその話をしたばかりだった。結婚について、恋愛について、二人でだらだら話した。小坂はやっぱりあたふたと落ち着きのない態度で、そのくせいろいろと正直に白状させられていた。恋人いない暦二十三年、とかな。
 思い出したら無性に笑えてきて、俺はどうにか堪えながら続ける。
「それ以前の問題なんだよ小坂は。あいつまだちゅーもしたことないって言うんだから」
「へえ……それはそれで意外な感じするな」
「だよな。そんなに俺の為に取っときたかったのかって思うよな?」
「いや。そうまでめでたい考えできるのはお前くらいだ」
 安井はあっさり俺の言葉を否定すると、逆に聞いてきた。
「で、結局したのか?」
「まだしてない」
「しないの?」
「したいですよそりゃ。ものすっごく、喉から手が出るくらいしたい」
 俺はそんなに自制心の強い方ではないから、こういうバーでもつい品性に欠ける話とかしたくなるし、小坂と二人でいたら手を出したくて堪らなくなる。
 先日の二次会だって、ストロベリーパフェに心を奪われてもう夢心地って顔の小坂を眺めつつ、いろんなことを考えた。あのパフェの苺を道に点々と置いてったら、小坂を俺の部屋まで誘導できるんじゃないか、くらいのことは。あいつならまんまと拾いながらついてきそうだ。そうしたらつっかえ棒したザルを仕掛けておいて、あいつが入ってきたタイミングでがばーっと、捕まえちゃえるよなみたいな。
「なら、すればいいのに」
 安井は淡々と嗾けてくる。今日はいつもよりピッチが遅いのに、もう酔っ払っているような風体だった。
「こないだ話しただけだけど、可愛いじゃないか。ああ見えて結構プライドの高そうなとことか、俺も好きだな」
「譲らないからな」
「わかってるよ、略奪愛は趣味じゃない」
 そういう物言いで、安井は俺の持っていた懸念を一掃した。
「でもお前がもたもたしてるの見てると、ちょっかいもかけたくなるんだよ」
「いいよかけなくて……もたもたしてるってこともないし」
「もう九月だぞ。繁忙期もとっくに終わっただろ」
「今年は特に忙しかったんだよ。主任になっちゃったし、本来の意味での新人指導だってあったし」
 言った途端ににやっとされた。
「霧島と同じ言い訳してるな」
「……ああ本当だ。今のやっぱなし」
 それは俺も素直に認める。
 仕事が忙しいから、なんてのは男として最低の言い訳です。
「もう九月、なんだよなあ」
 時間が経つのが早くなってきたな、とはいつも思う。何もかもあっという間だ。楽しい時間は特にそう。
 傾けると底の見えるグラス。次は何飲もうかと考えながら、切り出す。
「小坂、もうじき営業デビューなんだよ」
 結構平静を装って告げたつもりだったが、安井にはまたにやっとされた。
「寂しい?」
 否定してやろうと考えなくもなかった。でもどうせ顔に出てるって言われる気がしたから、白状しておく。
「めっちゃくちゃ寂しいって。手元に置いとけなくなるんだぞ、当たり前だろ」
 あいつが犬みたいにぱたぱた走っておつかいこなす姿も、車運転する時の余裕ありげな横顔も、社食で美味そうに昼飯食ってる顔も、これからはそうそう見られなくなる。振り返れば何と潤いに満ちた日々であったことか。神様のご褒美は、しかしながら永久に続くものでもなかった。
「こればかりはしょうがないな。その為に指導してきたんだろ」
「そうだけどな」
「そんなに寂しいなら、それこそ手を出しちゃえばいい」
 やはり挑発的な言い方を安井はする。部外者の意見だからかやたら軽くて無責任だ。
 俺は残念ながらそうもいかない。責任もある。
「それはデビューが無事済んでからだろって思うんだよな。俺、絶対失敗させたくないんだよ。そうなったらあいつがこの世の終わりみたいにへこむの、今からでも想像つく。できればいいデビューを飾らせたい。その邪魔になるようなことはどんな些細なもんでも避けとかないと」
 だから、そう打ち明けた。
「あいつにはまだ言ってないんだ、一人で営業行くって話」
「いつから?」
「来週、の、どっからへんで」
「大丈夫か? 早めに言って、準備させといた方よくないか」
「いや。前もって教えるとその段階から緊張するだろうし。前の日の帰り際に言う」
 プレッシャーでがちがちになったまま猶予期間なんて過ごさせたくないしな。ある程度抜き打ちみたいなタイミングがちょうどいい。それで前の晩は準備に追われて、余計なこと考えられないまま混乱の中で眠りにつくくらいがいい。
「しかしまあ随分と優しい主任さんだな。そんなとこまで気遣っちゃってるのか」
「別に普通だろ。小坂じゃなくても同じように考えたよ」
 グラスが空になる。次に何を飲むか、まだ決めかねている。
「大丈夫だとは思う。小坂、今まで真面目にやってきたし。何だかんだで物覚えも悪くないし、愛嬌だってあるしな。俺だってしっかりフォローするつもりだし、初日で流れに乗ればあとはすいすいやってけるようになると思ってる。だから心配もしてない」
「嘘ばっかり。自分に言い聞かせちゃってるだけじゃないか」
「いちいちうるさいな」
 心配ってほどでもないが気にはしてる。
 だって最初は、誰でも緊張するものだろうし。
「ただ、これで普通に誉めてやれるようになるのかもな」
 そういう意味では、寂しさや不安ばかりでもなかった。プラスに働くことだってありそうだ。
「今までは教えることと雑用がメインで、いくら頑張ってたってあまり誉めてやる機会もなかったからな。小坂本人も、早く仕事覚えて一人前になりたいって言ってたし……晴れて一人前になったら、その時は思いっきり誉めてやりたい」
 小坂なら大丈夫だ。願望込みだがそう思う。ちゃんと初営業をこなしてきたら、もう髪の毛ぐちゃぐちゃになるくらいめちゃくちゃに誉めてやろう。ご褒美だって気前よくあげちゃおう。しっかり喜ばせてやりたい。
「誉めることしか考えてないって感じだな、相変わらず」
 安井は笑ったのかもしれない。溜息に近い呼吸が聞こえた。
「まあな。てか、あげるご褒美のことしか考えてない」
 胸を張って言い切った俺を、奴はその時何か言いたげな顔で見た。
 だがすぐグラスに目を向けてきて、
「石田、グラス空。何か頼めば」
「ああ。そうする」

 頼んだ酒ができあがってくるまで、俺たちは互いに黙っていた。
 グラスが俺の前に置かれてから、繋ぎみたいな話題を振ってみる。
「そう言や、小坂に聞かれた。『主任は好きな人いますか』って」
 あれはパフェの苺並みに甘酸っぱい質問だった。安井も同じように思ったか、表情がふっと解ける。
「可愛いな小坂さん。……で、お前は何て答えたんだ」
「いない、って言った」
「何で?」
 今度は眉根を寄せてきて、半分詰問口調になる。
「小坂さんのこと好きだって言ってただろ、霧島に聞かれた時は」
「好きは好きだよ。でも『好きな人』じゃないんだよな」
 言葉は近くても内に含まれた意味合いは全然違った。俺の抱く下心ありありの即物的な『好き』と、小坂の言うきらきらに眩く輝いてる『好きな人』とは、性質からしてまるで別物だ。
「安井、お前最近『好きな人』のいる恋愛ってしたか」
 俺が聞くと奴はろくに考えもせず、
「お前は?」
 と聞き返してくる。答えたくないならいいやと、俺が代わりにぶっちゃける。
「小学生の時にはしてた。クラスに可愛い女子がいてな」
「女子って。響きからして懐かしいな」
「俺はその子が好きだったし、後から聞いたところによると向こうもこっちを好きになってたんだ。昔っからもてたんだよなー俺」
 自慢じゃないけどもてた。それなりにな。
 でもその子のことは多分、俺の方が先に好きになってたと思う。初めて見た時から可愛いなと思って、頑張ってちょくちょく話しかけた。もう毎日のように、必死になって冗談言ったり笑わせたりするうち、その子の態度もだんだんと変わってきた。最初は素っ気なかったのが笑ってくれるようになって、教室行くと真っ先に話しかけてくれるようになって、運動会とかで名指しで応援してくれるようにもなって。子供心に『あれ、これ両想いなんじゃね』って思っちゃうくらいに変わった。ありし日の石田少年は本当に純粋に、その子を振り向かせようとしてたから、そりゃ嬉しかったさ。期待だってした。
「本当か? お前の適当な思い込みで実は単なる片想いってことはないか」
 安井は失礼にも疑わしげだ。でもその疑惑を一蹴できるネタが俺にはある。
「いや。消しゴムに俺の名前書いてたって」
「は?」
 怪訝そうにされた。
 そりゃそうだ、俺も最初聞いた時は『何だそれ』って思った。
「おまじないってやつ。消しゴムに好きな人の名前書いて、誰にも見つからず、誰にも触らせずに使い切ったら恋が叶う、みたいな。その子がそういうことやってくれるまでにはなってたんだ」
「ああー……あるある。眉唾ものだよな」
 実際の効き目のほどは知らない。上手くいかなかったからな。
「それが叶うどころか酷い結果になった。その子、一番前の席に座ってたんだがな、担任が断りもせずその子の消しゴム使っちゃったんだよ。授業中なのにその子は泣いちゃうし、でも頑なに泣いた理由は言わないしで教室騒然」
 おまじないは失敗に終わった、というわけだ。
 しかも事態はそれだけに終わらず、
「俺はそれ以降、その子に口も利いてもらえなくなった」
「何か無神経なことでも言ったのか」
「いいや。俺の顔見るとあの時のショックが甦るから、とかで。告白する前に振られたってオチ」
「つくづく理不尽な振られ方してるな」
 安井は遠慮会釈もなく吹き出した。まあいいんだけどな、昔の話だ。
「俺にもそういう時代があったんだよな」
 懐かしくて甘酸っぱくていいことばかりでもなくて。思い出そうにも随所がぼやけてて曖昧な記憶。でも完全に消えてしまうこともなく、感覚だけで覚えてる。
 俺にも、そんな頃があったんだって。
「小坂みたいないい子の人生、俺は全然送ってきてないと思ってた。だから小坂がすごく貴重な、物珍しいものに見えて、それで惹かれてんのかと思った」
 そういう貴い純粋さを全部変えてやりたい、壊してやりたいと考えていた。
「でも俺にも、まあひとかけらっきりでも、小坂と似たとこはあったんだよな。好きな子がいて、その子を振り向かせようと必死になって、頑張ってた頃がさ。好きな人いるかって聞かれた時、懐かしい気分になれるくらいには」
 俺の純粋さはもうガラクタ同然で、とっくに動かなくなっているだけだ。最初からなかったわけではない。ただその壊れ方がよくなかった。劇的な出来事があって、というんじゃなく、歳を取るごとに目減りしてった感じ。
「考えてみれば最近はそういうのなかったんだよ。まず前提として手が届くかどうかの可能性だけ考えて、いけそうだと思ったらちょっかいかけてみて、そういうのを『好き』だって言ってた」
 何が好きなのかって聞かれたら、正直には言えない程度の『好き』だった。
 まあ実際聞かれたらちゃんと無難な、相手に喜ばれる答え方しますよ。それは男だろうと女だろうと関係なく、そういうものだろ。
「小坂に対してもそうだ。今でも思ってるよ、あわよくばってな」
 手が届くところにいて、向こうも俺に懐いてくれてて、ちょっかいかけるとそれはそれはいい反応があって――だから俺は小坂が好きだ。もちろんあいつをものすごく、あれこれ世話焼きたいくらいには可愛いとは思ってるが、それだって下心があるからこそであって、可愛いからやりたい、という繋がり方しか結局はしてない。そして俺は三十だから、次に付き合う子とは将来も考えなきゃいけないし、嫁にするって観点からもあのくらい真面目でそのくせ飽きさせない奴なら、いいかなって思う。そんなものだ。
「恋愛って元々そういうものだよ」
 俺の思索を遮るように、安井の声がした。
「結局は自分が気持ちいいかどうかだけが判断材料なんだよ。お前がおまじないごときで振られたのだって、その子がお前のせいでいい気分になれないから、それだけだ。皆、自分がいい気分になりたいってだけで恋愛してるんだ。相手の気持ちなんて二の次、三の次だ」
 そんなもんかもなあ、とも思う。納得できる点はある。
 でも、例外もあるだろう。
「小坂は、そういう風に考えてるかな。あいつは俺とは違う」
 俺は疑問のような反論を唱える。
 あいつは恋愛の気持ちよさ、気分のよさなんて全く考えてなさそうな気がする。まず誰かをうっかり好きになっちゃって、どうしようってうろたえてるうちに何かしたくなって、相手の為に行動してみるけど空回って――みたいな、そういう感じじゃないか。少なくとも恋愛してて楽しそう、という印象は全くない。だからこそ俺は、小坂を楽しそうに幸せそうにしてやりたい。
 でも安井はかぶりを振り、
「さっき言ったろ。ああいう女はすごくプライドが高いんだ。恋愛で気持ちよくなってる自分に気づいたら、相手も同じところに落とさないと気が済まないタイプだ。油断してるととことんまで愛されて、骨抜きにされる」
 それ聞く限りでは全然いいじゃんって思うんですが。と言うか最高だよそれ。小坂が俺を骨抜きにするほどとことん愛してくれるって言うならいいよ大歓迎だよ。むしろそんな日が早く来ないものか。
「俺はそういうの、全然いいけどな。積極的な女の子も好きだから」
 期待に胸を膨らませつつ答えれば、安井は冗談でもない顔をした。
「……お前、今、骨あるか?」
「あるよ。……あるに決まってんだろ、何言ってんだ安井」
 まだ骨抜かれるほど愛されてない。
 それに俺はちょっとやそっとじゃ落ちたりしないよ。そんな簡単な脳してない。
「何か最近の石田は、霧島よりもちょろいイメージだから」
「どういう意味だよ」
 だからまだ骨抜かれてないって。いやマジで。
 むしろこっちが抜いちゃうからな、営業デビューが済んだらすぐにでもだ。
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