Tiny garden

タイトルにかぶりつきで反応しちゃうな…。こういう語り口調はきっとフェイクなのでしょうが、そこに更にサブカルっぽさを含めてくるとは「見つけてごらん」と言っていただいているかのようです。怖くてよかった。

「良い」「気付いて」「長すぎる」。数字と読点の多さはフェイクじゃないかなという気が。こういうタイトルをつけそうな人で探すのがいいと思います。

あまねさん　×（彪峰イツカさん）
推理メモのうち「良い」「気付いて」「すぎる」が一致。それとご趣味を拝見して、このタイトルもありうるなと思った次第です。

こちらも語り口調。はっきり言ってこの怖さは超好みでした。こういう愛憎と言うか、じわじわ真綿で絞めにいく感じ…うん。ぞくぞくしました。

現代舞台で女の子のてよだわ口調って最近だとかなり珍しいのでは。台詞などで音を伸ばす時に長音も小文字も使わない方。「とき」「音をたてる」「わかりやすすぎる」「作りだした」など。

藤水城翼さん　×（耀華さん）
「そうかなあ」など伸ばす音が大文字であること。サイト作品の女子の口調からもこの方だと思いました。

ほっこり優しいお話でした。D01、D02 を読んだ後だから、てっきり「食べたいな（文字通り）」かと思ってちょっと身構えてて…。語りの柔らかさもあいまって、絵本の世界みたいな少し不思議な温かさがありました。

地の文で三点リーダを使う方。「子供たち」という変換がフェイクでなければネットでは割と少数派だと思うんです。他は「解っちゃう」「言われたとおり」「格好良い」など。

天菜真祭さん　○
sagittaさん主催の「夏祭り」企画でご一緒したのですが、そちらの作品と特徴が一致していた為。

あっ、そういうことなんだ…と思った後でホハリと一緒に駆けだしたくなりました。明言されてないけどこれはきっと間に合う！　希望のあるお話だと勝手に思ってます！

「幼馴染」「いったい」「甘いもの」「なにか」「飲みこんだり」。「眦」は普段から使われてる方かなあ…。

彪峰イツカさん　×（捺さん）
漢字のひらき、文章の特徴が一致すること。ラブシーンの穏やかな書き方。あと「進撃の巨人」がお好きだと伺っていたのでこちらかなーと。

悲しいお話でした…。愛憎もの好きなんですけどこういう結末になるのはつらいです。この後ライくんはどうするのか全く想像つきませんが、生きていく活力が彼の中に残っていることを願いたいです。

同じ言葉でもひらく時とひらかない時があるのはフェイクではなく演出と見ました。「美しい／うつくしかった」、その他「いとおしい」「とうとい」などはそんな感じかと。

捺さん　×（星埜ロッカさん）
文中のひらがな率の高さ。サイト作品に「下ネタ注意」とあったのでD12候補でもあったのですが、拝読したところ下ネタというより美しい色気寄りだったので、恐らくこちらかと。

あ、そういうことか…。最後の日記を読むまでどういう話なのか読み取れなかったのですが、霧が晴れたような読後感でした。いいなーこういうの。淡々とした文章の中に潜む人々の心の機微、実にいいお話でした。

「もとは」「ほうが」「乗り込んで来た」「はじめて」「分かっていた」。普段の作風があんまり想像できないなあ…。龍盤七朝がぱっと浮かんだのは私がファンだからなのですが、この方もそうだったりしないかな。

盲管さん　○
推理メモのうち「はじめて」「分かっていた」が一致。サイト作品を拝読するにどんなジャンルも書けそうなこと、人間関係をさらりと書くところからもこの方かと思いました。

これは…すごいフェイクですね。英文に癖があるかどうかなんてわからないので、わずかな日本語文から探さなければいけないのが…西海岸には「ユージーン」って町がありますが関係ないのかな。

「僅かに」「電灯を付ける」「焼き捨てて来た」など。実在しないアニメ（漫画かな？）を使っている点はヒントになる…といいな。

アヤキリュウさん　○
正直あまり自信はないのですが、作中に架空のアニメを登場させる傾向があること、推理メモの「〜来た」が一致したので。

面白かった！　すごく読みごたえがあって、次どうなるんだろう…と一段落ごとにのめり込んでしまいました。人形ってそういうことかー。最後の一文がとても好きです。

恐らく文章のリズム、音のすわりに強い思い入れをお持ちの方。どの文章も抜かりなくリズム感がいいので。「二十をこえた」「ささやき」「ため」をひらきつつ「蔓延る」「囀った」はひらかないのは作者様のこだわり？　フェイク？

篠崎琴子さん　○
サイト作品の文章のリズム感。この一行一行抜かりなく読みやすい感じはこの方だろうと思いました。

残酷というよりはブラックユーモアみたいに感じました。最後の台詞はすみません、ダジャレか！　って思ってしまいました。文章はとても端正で、読みやすかったです。

「こぼれた」「肩に掛け」「傷をつくり」など。主人公の行動を逐一記載する作風。普段が三人称なら探しやすそうですが、一人称だと台詞回しを頼りにするしかないかも…。

耀華さん　×（水城翼さん）
主人公の行動を追い駆け、地の文に逐一記載する作風からこの方だと思いました。

途中まで光明が見えなくてはらはらしましたが、爽やかな終幕でよかった！　美しい光景が目に浮かぶようなラストシーンが素敵です。

「仕舞い込む」「ために」「出来ない」「やわく」「わずかな」「ふくれあがる」など。読点多め。

星埜ロッカさん　×（だもさん）
漢字のひらきは一致しなかったのですが、サイト作品のラストシーンの余韻、小物の使い方が似ていたので。ひらきが違うのはきっとフェイクなんじゃないかと思います、多分…。

すごく面白かったです。りょう太くん格好いい。というかご本人も仰ってますが終盤の彼は「りょう太くん」と呼んだら申し訳ないくらいの凄味がありました。

色気ではなく下ネタを披露されたのはこのブロックでこの方だけでした。「手をとる」「立ち込める」「頷く」など。

土岐さん　×（あまねさん）
漢字のひらきと文章の落ち着きは一致するんですけど…とても下ネタを書かれる方には見えなくて正直自信が…。当たってたら私がびっくりです。