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2025/08/27

新刊のお知らせです!
9月22日に角川文庫様より「埼玉おいしい出張レシピ」が出ます。
相貌失認という障害を抱えている26歳の料理人・根岸楸(ひさぎ)が、自分に合った働き方を求めて出張料理人になる決意をします。
根岸はそのために埼玉は与野にある元割烹料理屋の居抜き物件を借りるのですが、そこはちょっとしたいわくのあるお店で…というお話です。

いわくつき、というとホラーみがありますが全然そんなことはなくて、もっと詳細なあらすじが角川文庫様のサイトに掲載されておりますのでご確認ください(こちら
なぜ埼玉が舞台なのかというと、私が現在住んでいるからです。埼玉は農産物が安くて美味しい土地ですし、それでいてすごく都会ですね。あと、街々で雰囲気がいい感じに異なっているのも魅力的だなと思っています(浦和と大宮とか…)
ただそんなにディープな埼玉を書いたつもりはないので、タイトルに「埼玉」を入れるかどうかはぎりぎりまで悩みました。最終的には編集さんの鶴の一声で決まったのですが、根岸と同じ目線で埼玉の美味しいものを一から楽しみ、味わっていただけるような一冊に仕上がったと思います。

それと! 今回も表紙がとてもいいので書影が出たら是非見ていただきたいです。
上のあらすじにも公式サイトにも載っていないのですが、根岸には相棒となる従姉がいるんです。書影には根岸と一緒にいるところが描かれておりまして、これがとてもとても可愛らしいのでお楽しみに!

私にとっては今年ラストの刊行、そして15冊目の書籍作品となります。
どうぞお手に取っていただければ幸いです!

2025/08/19

うっかり失念していましたが、今年の8月でデビュー15周年を迎えていました。
15周年といっても私の場合、ずっと安定して本を出せていたかと言えばそんなこともなく、来月の新刊でようやく15冊めに辿り着きそう…というレベルです。
全く胸を張れるようなところはない現在ですが、それでも未熟者ながら作家を名乗れていて、ぽつぽつとでも新刊も出せている点はとても幸運ですし、いつも応援してくださる皆様のお蔭だと思っております。
本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

そして前段に述べた通り、上手くいけば来月に新刊が出ます。
もう各種通販サイトにも載っておりますが、KADOKAWA様からです。詳細は校了後にお知らせいたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
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