可愛い小鳥を閉じ込めて
ネクタイと拘束君のものなら何でも欲しい 1 2
人形の夢と目覚め 1 2 3 4
忘れてしまえば良いのです 1 2 3 4 5
熱情 1 2 3 4 5 6 7
白い羽 1 2 3 4 5 6 7
小さな君へ 1 2 3 4 5 6 7
ずるいひと 1 2 3 4
その時君は泣くだろう 1 2 3 4
明日晴れたら、君を呼ぼう 1 2 3 4
後日談
金属の声 1 2普通の女の子 1 2
神様、お願いです
初めての日、始まりの日
要らないものなど 1 2
二人でならどこまでも
巣立ちの時 1 2
メサイヤ
花屋の述懐
大切な人がいること
So beautiful 1 2
あらすじ
卒業を控えたある日、皆が帰ってしまった放課後の教室。そこで聖美は、嫌われ者の鷲津がネクタイを外す姿を目撃する。
筋張った指先、白い首筋と隆起した喉仏、横顔に浮かぶ物憂い表情。
その姿に目を奪われた聖美は、「鷲津を拘束したい」と唐突に願う。
彼女から見れば、真面目で一途で即物的な、執着する恋の話。
彼から見れば、絶望の淵に差した一筋の光のような話。