Tiny garden

真昼のパレード(2)

 クラブハウス内にある吹奏楽団の部室に、私は初めて足を踏み入れた。
 本番前だからだろう。部室内には既に仮装を済ませた団員達の声が慌ただしく飛び交っていた。
「バスドラム搬出しまーす! そこ退いて!」
「金管セクションは十五分後にチューニングです!」
「誰か尻尾落としてる! これ誰の?」
 弓を背負ったエルフが大きな太鼓を抱えていき、白雪姫が小人や女王様に声を張り上げ呼びかける。その後ろでは狼と思しき尻尾をつまんだ赤ずきんが困った様子でうろうろしていた。
 既にハロウィンパーティの会場のような部室の奥へ、大槻さんは私と先輩を案内してくれた。
「ごめんね慌ただしくて。本番前はいっつもこうなんだ」
 部室の奥にはカーテン代わりに布を吊るした一角があり、私の背丈ほどもある姿見やいくつかの衣裳をかけたハンガーラックが置かれていた。青、ピンク、黄色とカラフルな生地で仕立てられた衣裳がちらりと見える。
「そっちが女子用ね。ドレス余っててさ、今なら選び放題だよ」
 大槻さんはかかっている衣裳を手で指し示し、得意げに笑う。
「雛子ちゃんはそっちで着替えて。どれでも好きなの着ていいから」
「ここですか?」
 私はカーテンの中を勧められ、少し慌てた。布で仕切られているとは言え広い部屋の中、ここで服を脱ぐのはためらわれた。もちろん、皆さんここで着替えをされたのだろうけど。
「大丈夫、ちゃんと目隠ししてあるし」
 そう言って大槻さんは私の背中を押し、中に入れてからカーテンをきっちり閉めてくれた。
「それと、鳴海くんが覗かないように俺が見張っとくから!」
「誰がそんなことをするか!」
 分厚いカーテンの向こう、大槻さんと鳴海先輩の楽しげなやり取りが聞こえてくる。
「で、鳴海くんはこっちで着替えね」
「ここでか? カーテンもないのに」
「男にそんなもん要らんでしょ。はい、これが衣裳」
「選ぶ権利もないのか。しかも、これは……」
「鳴海くんに絶対似合うと思うよ!」
「俺にはそうは思えん……」
 異を唱えつつも、どうやら先輩は着替えを始めたようだ。大槻さんが用意した衣裳はどんなものなのか、とても気になる。鳴海先輩に絶対似合うというくらいだから、どちらかというとフォーマル寄りの――。
 いや、想像するまでもなく、あとで必ず見られるのだ。それより先に、私も着替えてしまわなくては。

 ハンガーラックにはドレスが六、七着ほどかけられていた。
 どれも大槻さんが言うようにわかりやすいデザインのものばかりだった。とんがり帽子の魔女、死者の花嫁、ジプシーにアラビアン――どれもこれも色味は派手でいささかチープな生地ではあったけど、ディテールは思いのほか緻密で見ているだけでも楽しい。
 それにしても、これだけのドレスが余るというのが不思議だ。私なんて目移りしてすぐには選べないほどなのに、楽団の皆さんはドレスに興味がないのだろうか。それとも楽器の演奏にドレスは不都合だということだろうか。
 そんな私の疑問は、一着のドレスを手に取った瞬間に氷解した。
「これは……」
 一見、ポピュラーなデザインの魔女のドレス。コルセット風のドレスは袖が可愛いバルーンスリーブで、スカート部分はさらりとしたサテンの二枚仕立てだ。可愛い、と思った次の瞬間、限りなく大きく開いた胸元に気づいて私は慌てた。襟は程よいハイネックで袖までちゃんと繋がっているのに、なぜか胸元だけに生地がなく、まるで見せびらかすように開いている。
 私は焦りながらそのドレスをハンガーラックへ戻した。
 こんなの、鳴海先輩の前では着られない。
 それで他のドレスも眺めてみれば、残り物には残るのが頷けるだけの理由があった。死者の花嫁衣裳も大胆なビスチェデザインで、おまけにスカート丈がいささか短い。ジプシーのドレスも襟ぐりの深いオフショルダー、アラビアンに至っては口元を覆うフェイスベールが付属しているのに、腹部は容赦なく晒すデザインだった。
 楽団員女子の皆さんがこのドレスを選ばなかった理由、一目瞭然である。
「なるほど……」
 納得の呟きが漏れたところで、さて私はどうしよう。胸が開いているドレスはもちろんのこと、お腹を出す勇気だってない。結婚前に花嫁衣装を着たら行き遅れるという噂を聞いたことがあるから、花嫁の仮装は絶対に却下。
 途方に暮れていると、ハンガーラックに一着だけ趣の違う衣裳がかけられているのを見つけた。
 それは、白い襟と黒い身頃生地のコントラストが美しいドレスだった。控えめな光沢のあるタフタで仕立てられていて、袖はやや長めのベルスリーブで、胸の下から腰までは黒いサテンの編み上げリボンが飾られている。スカートの裾はたっぷりとしたAラインで、足首が隠れるくらいの着丈だろう。付属品には白いレースで縁取られたシスターベールと、銀の十字架を模したペンダントがある。
 シスターのドレス、だろうか。
 それにしてはスカートがたっぷりしているし、ウエストラインが引き締まりすぎている。これを着た私が果たしてシスターに見えるかどうか。
 とは言えドレス自体のつくりはとても私好みで、モチーフに忠実にするよりも女の子の夢を追求したのだとわかる。何より鳴海先輩の前で着てみせても差し支えのないデザインなのがいい。
 そうと決まれば急がなくてはならない。私はカーテンに隙間がないかを気にしつつ、着てきた服を脱いで代わりにシスターのドレスを身に着けた。フリーサイズで作られているのか私には少々きつい部分もあったけど、着られないというほどではなかった。最後にシスターベールを被ってペンダントを提げる。
 着終えてから姿見を覗いてみれば、そこに映っているのは眼鏡をかけた修道女――の真似事をする私、だった。
 上半身は身体の線がぴったり出るデザインで、そのせいかあくまでも仮装の域を出ていない。だけどその分、本物にはない可愛さがある。正直なところ本物を仮装目的で着るのは畏れ多い気もしたので、このくらいがちょうどいい。
「雛子ちゃん、どう?」
 カーテンの向こうから大槻さんの声がする。
「支度、できました」
 私は返事をして、カーテンを開けようとしてふと思い留まり、
「先輩のお着替えも終わりましたか?」
 尋ね返してみたら、先輩ではなく大槻さんが答えた。
「済んでるよ、出ておいで」
 それで私はゆっくりとカーテンを引き開け、久方ぶりのような気分で楽団の部室へ戻ってきた。
 気がつけば部室にいた団員の皆さんはほとんど姿を消していて、ほんのわずかに残った人達もこれから出ていくところのようだ。非日常的な仮装をした人々がいなくなると、部室はがらんとして途端に寂しく映る。
 だから、かもしれない。目の前にいた鳴海先輩の姿は、ひときわ鮮烈だった。
「先輩、その格好は……」
 長身痩躯の先輩がその身にまとっているのは、裏地が赤、表が黒い立襟のマントだ。光沢のあるベロアでできたそのマントは、背の高い先輩に見合うだけの丈があり、また先輩もそれを実に堂々と着こなしている。マントの下には物語に出てくる貴族のようなフリルタイつきのシャツを着て、器用そうな手には白手袋を填めている。ズボンと靴は自前の黒一色だったけど、まるでこの仮装に合わせてきたかのようにしっくり来る。
 そして仮装に合わせてだろうか。普段は自然に下ろしているだけの先輩の髪が、額を晒すオールバックに仕上がっていた。美しい額のその下で、常に眼光鋭い双眸がじっと私を見つめている。
 先輩は、きっと吸血鬼だ。
 説明される前から私は察していた。あのマントの形は日本人が連想する吸血鬼のスタイルに最も近いものだし、フリルタイというのもいかにもそれらしい。
 それに、あの眼差し――いつも射抜くように私を見る先輩の目は、その瞳で人を魅入るという吸血鬼そのものだ。
 私もあっさりと魅入られて、その場に縫いつけられたように立ちつくし、しばらく言葉も継げなかった。
「お前は……シスター、なのか?」
 鳴海先輩は少し驚いたような声を上げた。
 私が陶然としているのと同じように、しばし私を陶然と見つめてくる。あまりにも長く黙っていたからだろう、そのうち大槻さんにつつかれていた。
「おや、見惚れちゃって声も出ないって? 何か言い忘れてるよね?」
「言われなくてもわかっている」
 先輩は噛みつくように応じた後、改めて私にじっくりと視線をくれた。だけど直に、困ったように口を開く。
「しかしこの格好では、可愛いともきれいだとも、不謹慎なように思えて言いづらいな」
 それでも、先輩が私を見る目は決して冷やかではない。むしろ熱いくらいだった。
「何だか……そうだな、ストイックに見える」
 鳴海先輩の感想に、大槻さんも頷いた。
「露出こそ少ないけど、こういうのが背徳的でそそるよね」
「大槻お前は黙ってろ」
「俺だって感想くらい述べてもいいだろ、誉めてんだし」
「目の前で他の男に『そそる』などと言われて、腹を立てない男がいるか」
 大槻さんの抗議の声を一蹴した後、先輩は微かな苦笑を浮かべる。
「それにしても、俺が吸血鬼でお前がシスターというのも妙なめぐりあわせだな。奇縁というのか」
 確かにそうだ。私は鳴海先輩の仮装が何かを予測したわけでもないのに、二人で示し合せたように縁のある仮装をしてしまった。これを運命と言わずして何と言おう。
「先輩もよくお似合いです。特にその目、本物の吸血鬼みたいです」
 私は熱心に誉め返したのに、そこで鳴海先輩は怪訝そうにした。
「目は特に、仮装もしていないが」
「いえ、あの、こっちの話です。それと髪型、いつもよりワイルドで素敵です」
「だろ? 俺は絶対こっちがいいと思うんだけど、まあ文句ばっか言うんだよ」
 どうやら先輩の髪をセットしたのは大槻さんらしい。呆れたように先輩を見たので、先輩も睨み返していた。
「俺は整髪料の類が好きではない。お前のやつは特に匂いが甘すぎる」
「これ女の子には評判いいんだけどな。雛子ちゃんもきっとめろめろだよ」
 大槻さんには先輩の眼力が通じないようだ。魅入られる気配もなくにやりとしてみせる。
 私はと言えば既にめろめろなので無意味だと思いつつも、先輩にそっと近づいてその整髪料の匂いを嗅いでみる。男性物の香水のような、爽やかで甘い香りがした。
「あっ、そんなに近づいたら十字架刺さっちゃうよ!」
 私の行動に気づいた大槻さんがげらげら笑い、鳴海先輩は肩を竦める。
「刺さるわけないだろう。信仰を伴わない十字架に何の意味がある」
 もしかしたら、先輩、意外と乗り気なのかもしれない。
 いつもと違う香り、いつもと違う髪型、いつもは着ないような服装の鳴海先輩――今更ながら私は、胸がどきどきしてきた。

 爽やかな秋晴れの下、駅前通りを起点として、ハロウィンのパレードが始まった。
 先頭を行くのはマーチングバンドだ。大槻さん達の楽団が先導するように道を行進し始める。先頭は金色に光るトロンボーン、その後ろからフルートやホルン、大槻さんのいるパーカッションは真ん中あたりで、一番後ろを重たそうなユーフォニアムやチューバが続く。
 私と鳴海先輩は彼らの更に後ろから、仮装だけしてついていく。同じように募集をかけていたのだろう、思い思いの仮装をした同じ大学の学生と思しき人達が十数人ほど集まり、列をなしていた。
 私達の後ろからは小学校のマーチングバンドが、可愛いながらも足並み揃えてついてくる。皆で奏でる曲目は有名なあの映画の"This Is Halloween"だった。
「いいお天気でよかったですね、先輩」
 曲に合わせて駅前通りを行進しながら、私は隣を行く先輩に囁いた。
 真昼の日差しは惜しみなく降り注ぎ、十月の空気を緩やかに暖める。こんなにも明るい中を仮装でパレードするというのも不思議な気分だったけど――私の隣には吸血鬼がいるし、周りには悪魔も、ゾンビも、フランケンシュタインもいる。前を行く楽団は指輪物語に白雪姫に赤ずきんという取り合わせだ。さながら平和的百鬼夜行といった趣だった。
「そうだな、少し眩しいくらいだ」
 鳴海先輩が目を眇めて答える。
 髪を後ろに流して額を露わにしているから、横顔から眉の動きがはっきりと見える。真っ直ぐで形のいい眉が顰められると、その横顔は一層凛々しさを増して荘厳ささえ感じた。歩く姿はいつものようにきびきびしていて美しく、重厚なマントがその度にたなびくのがとても素敵だ。
 太陽の下を、シスターの隣を堂々たる足取りで歩く吸血鬼。
 今の先輩は壮大なダークファンタジーの主人公のようだ。絵になる。とても。
「しかし、なぜシスターを選んだ?」
 私が先輩を盗み見ているように、先輩もまた歩きながら私を見ていたようだ。視線がゆっくりと上下して全身を眺めてから、ベールを被った私の顔に留まる。
「他にもたくさんあったんだろう。お前の好きなドレスが」
「はい。でも他のドレスは……先輩がお好きではない気がして」
 さすがに詳細を語るのは憚られたので、私はぼかして答えることにした。
「実は、ウェディングドレスなんかもあったんです」
 そう続けた時、鳴海先輩が興味を示すように目を見開くのがわかった。
「それは着なかったのか」
「着ません。だって、婚前にドレスを着たら婚期を逃すというんですよ」
「初耳だ、迷信じゃないのか」
「迷信であっても、後で悔やむような可能性は極力排除しておきたいんです」
 好きな人がいる女の子は、誰だってそう思うだろう。
 迷信を軽んじた結果、この恋を逃すような目には遭いたくないと思って当然だろう。
「先輩は私に着て欲しかったですか、ウェディングドレス」
 逆に尋ねてみたら、先輩は複雑そうな笑みを覗かせた。
「お前が一人で着ているのを見たら、あまりいい気はしないかもな」
「そうですよね、着るなら二人一緒じゃないと……」
 口にしてしまってから、これでは求婚の台詞のようだと密かに照れた。もちろん嘘偽りなき本心ではあるけど、学生の私達にはまだ少しだけ早い話でもある。
 だけどいざその時が来たら、鳴海先輩に花婿の衣裳はとても似合うだろうとも思う。タキシードでもフロックコートでもモーニングコートでも――。
「お前は、可愛いな」
 鳴海先輩が、マーチングバンドの演奏に紛れそうな声で呟いた。
 私の耳はその呟きをすんでのところで拾い、はっと視線を上げれば、先輩の横顔が苦笑に変わる。
「その服装に対して『可愛い』は不適当か。だがお前を見ていれば、どうしても口をついて出る」
 後に続く言葉の方が更に刺激が強かった。
 私はどぎまぎしつつ、ベールを振り回すようにかぶりを振った。
「い、いえ、本物には似ても似つかないので、可愛いと言ってもらえる方が嬉しいです」
「そうか」
 先輩は白手袋をした手をこちらへ伸ばして、私が被るベールを片側だけそっとめくった。それからベールの下にある私の頬に、指先でくすぐるように触れてきた。手袋越しではその手の体温なんてわからないのに、焼けるように熱く感じた。
「どうやらその格好、吸血鬼避けにはならないようだな」
 全くその通りだ。それどころかわたしはこの吸血鬼に魅入られて、今すぐ噛まれてしまってもいいと思っている。きっとハロウィンの不思議な空気にあてられたのだろう。
 マーチングバンドは駅前通りを進み、やがて商店街の一角へと入る。沿道に人が増えてきた。ほとんどは小中学生の保護者の皆さんのようで、一様にカメラを構えて手を振っている。辺りには歓声が沸き、音楽はいよいよ調子を上げ、パレードは一気に賑わいを増してきた。
「ハロウィンって、賑やかなお祭りなんですね」
「そうだな。少々うるさいくらいだ」
 口ではそう言いながらも、鳴海先輩の表情は穏やかだ。
 今までは縁のなかったハロウィンのひとときを、心から楽しんでいるのかもしれない。
 と、そこへ、
「先輩! 柄沢せんぱーい!」
 荒牧さんが、私を呼ぶ声が沿道から聞こえてきた。
 そちらを見やれば、ぴょんぴょん飛び跳ねる荒牧さんと、その隣で大きく手を振る有島くん、そしてカメラを構える船津さんの姿があった。
 折しもパレードは『古本の船津』がある通りに差しかかっていて、恐らく先輩はそのことを失念していたのだろう。すぐさま声を上げた。
「なぜあいつらがここにいる」
「私が前もって連絡しておいたんです。お店の前を通るからって」
 説明すると鳴海先輩は愕然としていたけど、私は笑って言い添える。
「パレードの写真を撮ってもらいたかったんです。澄江さんに送らなくちゃいけませんし」
「この格好をか。いや、それは……」
 鳴海先輩は一瞬うろたえてみせたものの、やがて全てを受け入れたように嘆息した。
「いや。澄江さんなら、こんな写真も面白がるだろうな」
「間違いないです」
 楽しいお祭りをちゃんと楽しんでいる鳴海先輩の姿、澄江さんにも見せてあげたかった。
 そして私の手元にも残しておきたかった。
「先輩!」
 行進するパレードを、有島くんは小走りで追い駆けてくる。
「鳴海先輩、その格好は吸血鬼ですよね? 太陽の下を歩く吸血鬼ということはやはりモチーフはドラキュラですか、それともカーミラですか!」
「そんなこと聞いてどうするの有島くん!」
 その後を荒牧さんが、そして秋でもビーチサンダル履きの船津さんがカメラを構えたままで追う。
「おーい、写真撮るぞ! カメラに入るようしっかり密着しろ!」
「えっ、じゃ、じゃあ……」
 私は乞われるがままに、隣を歩く先輩に寄り添おうとした。
 ところがそれより早く、鳴海先輩は着ていたマントを広げ、腕を伸ばして私をその中に取り込んでしまって――先輩の腕と吸血鬼のマント、そして慣れない爽やかで甘い香りが私をあっさり捕らえてしまった。

 後日、船津さんから貰った写真には、どこか得意げにシスターを引き込もうとする吸血鬼と、まんまと抱き寄せられてうろたえるシスターの姿が写っていた。
 その写真と、パレードの後に大槻さんにも入ってもらって撮った写真も添え、澄江さんに送った。
 澄江さんからはすぐにお返事をいただいた。
『寛治さんが楽しいことを心から楽しんでいる姿、とても嬉しく拝見しました』
 手紙にはそんな一文が添えられていて、私も心から嬉しく思う。
 もちろん私にとってもこのハロウィンの写真は、少し恥ずかしいけど、とても大切な宝物だ。
 私の生まれた十月に、素敵な思い出がまた一つ増えた。
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