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どこまで続くか誰も知らない(6)

 連れ込まれた部屋はそう広くはないようだ。帳が引かれているのか、大広間よりも薄暗い。
 ただ、現在のクラリッサに辺りを見回す余裕はなかった。
 吟遊詩人たちが奏でる軽やかな曲がいやに遠く聴こえて、一層心細さを募らせる。しかしアルフレッドを前にして臆すそぶりは見せたくなかった。両足で床を踏みしめ、震えそうになるのを堪えていた。
 アルフレッドは微笑んでいる。こうして見ると彼の目の虹彩は髪の色よりも薄く、そこにはクラリッサの影がくっきりと映り込んでいた。扉を背にして立つ彼はクラリッサの髪に触れようと片手を上げかけ、とっさにクラリッサは上体を引いた。
「……思い留まっていただくわけには、参りませんか」
 慎重に、怒りがひとかけらも滲まないように苦心しながら切り出すと、アルフレッドが微笑んだまま首を傾げる。
「その必要がどこにありますか、クラリッサ嬢」
 バートラムほどではないが、彼もクラリッサより背が高い。扉の前に立ちはだかられていることに恐怖を覚えないわけではなかった。
「ございますとも。あなたにはソフィア様という素敵な方がおありでしょう」
 クラリッサは平静を保とうと努めながら言い返した。
 だがそんなクラリッサの努力を笑うが如く、アルフレッドは再び手を伸ばしてくる。今度はクラリッサの髪ではなく、そこに飾られていた赤い薔薇に触れようとした。クラリッサがはっとした時には既に遅く、まだ完全に開いていない薔薇は彼の手の中にあった。
 アルフレッドはその薔薇を楽しそうに眺め、杯のように軽く掲げてみせる。
「そんなことを言って。あなたは私の頼み通り、こうして薔薇をその身に、その燃えるような髪に飾ることを許してくれたではないですか」
「それはあなたと、一度じっくりお話する必要があると考えたまでのことでございます」
 苛立ちを押し隠しながらクラリッサは反論した。
 しかしアルフレッドは言葉の意味を理解していない様子で、クラリッサの髪に薔薇を戻す。その際、指先で耳朶を撫でられ思わず背筋に悪寒が走った。すんでのところで払い除けはしなかったが、早くもはらわたは煮えくり返っていた。
 目の前の娘が歯を食いしばったのを、アルフレッドは誤解したのかもしれない。色素の薄い瞳に妖しげな光が宿る。
「話とは? 私があなたを誘い、あなたがそれに応じ、こうして二人きりになれた。これ以上どんな言葉が必要ですか?」
「いいえ。わたくしにはあなたに申し上げたいことが、それこそ山のようにございます」
 クラリッサは声音と口調にたっぷりと棘を含ませたつもりだった。
 にもかかわらず、アルフレッドは堪えるどころかクラリッサの皮肉に気づくそぶりもない。
「ここまで来て気まぐれにも焦らすおつもりですか。私もあまり長くは茶会を抜けていられないのですが……」
 そうは言いながらも、実に嬉しげに続ける。
「しかしあなたの髪の色。それは情熱家である証でしょう。であればあなたが紡ぐ恋の口説も是非聞いてみたいものです」
 そんなものはバートラムに任せておけばいい。クラリッサはここへ連れ込まれる直前に見た執事の顔を思い浮かべ、更なる勇気を奮い立たせる。彼が追い駆けてきてくれるか、そもそも人の多い茶会を皆の目を盗んで抜けてこられるかどうかはわからない。彼が助けに来なかったとしても、一人で戦い抜かなくてはならない。
 そしてクラリッサが口にするのは、駆け引きめいた恋の口説などというものではない。
 単に道理を説くまでだ。
「わたくしは人倫にもとるような振る舞いをするつもりはございません」
 クラリッサはアルフレッドの瞳を真っ直ぐに見据えて、言った。
「あなたにソフィア様というお方がおいでなのを知っておいて、このようなことは……それに……」
 だが後に続く言葉は口にしにくい。
 全くの嘘だからか。不慣れな台詞だからか。クラリッサは何と言っていいのかわからなくなり、しばらくぐずぐずと逡巡していた。
「それに……わたくしにも……」
 どちらにしても最後まで言うことはできなかった。アルフレッドはそこでようやく残念そうな顔をして、クラリッサを宥めるように頭を撫でた。
「ソフィアのことが、そんなにも気になるのですか」
 彼が婚約者の名を発したことで、クラリッサは流れを引き寄せようと語気を強める。
「当然でございましょう。わたくしはあなたがたが夫婦になられるというお話も伺っております」
 柳眉を逆立てて説いた。
 だがアルフレッドは特に動じず、頭を撫でていた手をそのまま、不躾にもクラリッサの頬へ添えてきた。思わずその手を掴んで外そうとしたが、彼は苦笑しながらも離そうとしない。
「あなたにそこまで本気になられるとは思いもよりませんでした。情熱家であるあなたは嫉妬の炎も燃え立たせてしまったのですね」
「……はあ?」
「しかし私があなたに与えられるのは一時の愛のみ。それだけでは足りないと言われたところで、我々は引き離される運命なのです」
 どうもアルフレッドはクラリッサの言うことを理解していないようだ。
 それどころか自分が彼に本気で熱を上げ、この場で求愛を拒んでいるのも婚約者の存在に嫉妬しているからと、そう考えているようだった。
 全く呆れた思考の持ち主だ。クラリッサは顔を近づけキスを迫ろうとするアルフレッドを身を捩ってかわそうとし、逃げ切れないと察すれば距離を詰めてくる彼の口元を手で塞いだ。無論その際、ぱちんと音がするほど手のひらを叩きつけてやることも忘れなかった。
 口を覆われたアルフレッドが目を白黒させている。
 その彼に対し、クラリッサは短く息をついてから決定的な言葉を突きつけた。
「わたくしは、あなたの浮気の相手になるつもりはないと申し上げているのです。あなたにはソフィア様がいらっしゃいますし、そしてわたくしにも――」
 やはり一瞬だけためらってしまったが、言うより他に逃れる道はないだろう。それに言うなら、バートラムが現われないうちがいい。
 結局、告げた。
「わたくしにも、……こ、恋人が、おりますので」
 言ってしまってからクラリッサは奇妙な面映さを覚え、その感覚自体にうろたえた。頬がかっと熱くなる。
 だがそれもアルフレッドなら誤解してくれることだろう。事実、彼は言葉を遮るクラリッサの手を優しく剥がした後、釈然としない顔をしてみせた。
「クラリッサ嬢。あなたに……恋人がいるのですか?」
「たった今、申し上げた通りでございます」
「では本日、なぜここに? その薔薇を身に着けて私を訪ねてきたのはなぜです?」
「それも先程申し上げました。あなたの度重なるお誘いをなるべく穏便に、しかしきちんとお断りする必要があると思ったからでございます。こうでもしなければあなたとじっくりお話をさせていただけないでしょうから」
 クラリッサが丁寧に説明しても尚、アルフレッドは腑に落ちない顔つきだった。眉間に皺を寄せながら、独り言のように呟く。
「私は別に、あなたに他の男がいたところで気にも留めませんが」
 この青年の倫理観は一体どうなっているのだろう。クラリッサは目眩を覚え、思わず後ずさりした。
 だがアルフレッドの方も、さすがにクラリッサの拒絶が駆け引きではないと気づいたようだ。その表情に諦念の色が浮かんだ。
「ですが、そこまで言われては仕方ない。あなたなら私の求めに応じてくださると思ったのですが、見込み違いだったということでしょう」
「あいにくと、浮気をしたがる方のお気持ちはわたくしにはわかりかねます」
 正直な思いで告げると、アルフレッドはクラリッサの前に立ちはだかったまま、哀しげに唇を歪めた。
「あなたにもいつかわかることでしょう。結婚を控えると、人は誰も不安になり、逃げ出したい思いに駆られるものなのです」
 それはまるで予言のような、場違いに厳かな物言いだった。
 告げられた内容自体は実に馬鹿馬鹿しく、情けない話だったが。
「結婚をするとなると、誰もが浮気をしたくなるとでも仰るのですか?」
 クラリッサは腰に手を当て胸を反らすと、目の前の青年に情け容赦ない視線を突き立てた。もう口説かれる心配がないとわかり、彼の求愛に振り回されてきた事実に無性に腹が立っていた。仕返しの一つでもしなければ気が済まないところだが、バートラムにも釘を刺されていたから睨みつけるだけに留めておく。
「そうではありません。私の場合は、一時の燃えるような恋に逃げ込みたくなっただけのことです」
 首を振ったアルフレッドが、クラリッサの視線を受け止める。穏やかな眼差しのうちにどこかこちらを見下すような、無知であることを羨むような感情が潜んでいるように見えた。
「しかしクラリッサ嬢。あなたがまだ結婚を考えてはいないとしても、想像くらいはできるでしょう」
 そうして彼は許しを請う口調で続けた。
「であれば、少し考えてみてください。これから先の人生を、どこまで続くか誰も知らない道行きを、たった一人を道連れとして歩むのだとして――その相手を選んだことが本当に正しいのか、決して迷うことがないと、あなたは言い切れますか」
 彼の問いかけを自らの命題として考えるのは、クラリッサには少々難しかった。クラリッサの人生の道行きはレスター、そしてメイベルと共にあり、そのことを疑問に思ったことも、迷ったことも一度としてない。メイベルの逃避行に同道することについては初めのうちこそ従いかねた。だが後悔はしていない。
 しかし忠心と愛情は似て非なるものであり、アルフレッドの迷いを断じるには想像力だけではどうしようもない。
「ソフィア様はとても素敵な方だと、わたくしは思っております」
 想像及ばずクラリッサは、アルフレッドにそう告げた。
「しかも聞けばあの方は、あなたが旅に出られている間、日々聖堂に通ってあなたの無事を祈っていたという話。かようにも慈愛に満ちた方に想われておいでで、迷うことなどございませんでしょう」
 クラリッサの説く道理を、栗色の髪の青年はやや失望交じりの顔で聞いていた。
 それから視線を床に落とし、低い声で零した。
「確かにソフィアは素晴らしい娘です。美しく、聡明で、気立てもよくおまけに敬虔だ。彼女との結婚を、私もかつては望んでいたのです」
「では……」
 なぜ、とクラリッサが聞くより早く、アルフレッドが自ら話を継いだ。
「先のことなど誰にもわからない。そして自ら選ぶ道となれば、誰もが迷って当然でしょう。この先何が起ころうとも、誰のせいにもできないのですから」

 二人のいる小部屋に沈黙が落ちる。
 大広場の喧騒、吟遊詩人たちの奏でる音楽が蘇ったように聴こえてきて、クラリッサは世界から取り残されたような物寂しさを覚えた。
 先のことなどわからない。アルフレッドが語った、その言葉は真実だ。
 クラリッサもそうだった。孤児院で暮らした惨めな少女時代はレスターとメイベルに雇われたことで終わりを告げ、一転して訪れた小間使いとしての幸せな生活も、やはりレスターの死によって幕を下ろした。そして今、メイベルに付き従い遠くまで旅をしている最中だ。人生のどの節目も急転直下の出来事から始まり、そして思いがけない結果をもたらす。
 だがクラリッサにはいつも迷う暇などなかった。時にはその権利さえなかった。今日までの二十四年間、クラリッサの人生は全て誰かの手によって決められたことに従うだけのものだった。
 もし自分が何か、人生に関わる重大な決断を自身でする日がやってきたなら、その時は迷うのだろうか。
 アルフレッドのように情けなくも迷い、心を揺らし、そして誰かのせいにしたいと思うようになるのだろうか。

 クラリッサが見つめる先で、アルフレッドが縋るような目を向けてくる。
 思案に暮れるクラリッサが黙っていると、彼は性懲りもなくクラリッサの手を握ろうとして――しかしその時、背後の扉を叩く音に阻まれた。
「誰だ」
 アルフレッドが振り返って尋ねる。
 扉の向こうからは問いをかわすような返事があった。
「クラリッサを迎えに参りました。そちらにいるのは存じております」
 バートラムの声だった。
 いつになく張り詰めた彼の声を、クラリッサは安堵の思いで聞いた。助けは来ないかもしれないと思っていたから、来てくれたことだけでも気が抜けて、その場に座り込みたくなった。
 しかしアルフレッドは眉を顰め、クラリッサの方を向いた。返答もせず物問いたげな目を向けてくる。何を聞きたがっているのかはクラリッサにもわかったが、この状況では先程以上に言いにくい。
 無言でいるとアルフレッドも黙り込み、扉の外では焦燥交じりの嘆息が聞こえてくる。やむを得ず、クラリッサはぼそぼそと言った。
「ですから、先程も申し上げました通りです。わたくしにも……その、恋人がいると……」
 アルフレッドは観念した顔になり、無言のうちに扉を開けた。
 光差す戸口にはバートラムが立っている。長身の彼は入室を許されぬうちから長い影を室内へ滑り込ませており、端整な顔に険しい表情を浮かべてアルフレッドと正対していた。
「……そうか。君か」
 得心したような呟きをアルフレッドが漏らした。
 そして好奇の目をしげしげとバートラムへと向け、
「思えば、船上で会った時から怪しかったな。あの時のうちに察しておけば無駄足を踏むこともなかったのに」
 それをバートラムは冷たい眼差しで受け止める。
「私も、あの時ご挨拶まで済ませておけばよかったとつくづく思っております」
「ではどうする? 計らずも泥棒になった私を殴る気ですか、執事殿」
「いいえ。クラリッサが無事であれば、その他には何も」
 そう言って、バートラムがクラリッサへ視線を向ける。目が合うのは妙に気まずかったが、とりあえず無事であること、話し合いは概ねまとまったことは伝えておかなければならない。
 アルフレッドが扉の前から身を引くように退けると、それを入室の許可と見てか、バートラムが部屋へ飛び込んでくる。彼はクラリッサに駆け寄ると、クラリッサが口を開くより早くその身体を抱き締めた。
「なっ、何を……」
 強く抱きすくめられたクラリッサがもがいても、バートラムは離そうとしない。それどころかますます腕に力を込め、まるで捕らえるように胸に抱き、束ねた髪の一房に口づける。無我夢中にも見えるその行動を、クラリッサは呆然と受け止めていた。
 もちろんすぐに我に返り、彼の胸を押しながら訴えた。
「あの、こんなことをする暇がおありでしたらまず、首尾の方を聞いていただけますか」
 バートラムも押されたくらいではびくともしなかったが、クラリッサを見下ろしこう言った。
「聞くまでもない。君なら上手くやってのけたのだろう?」
「もちろんです」
「それは重畳だ。さあ、奥様のところへ戻ろう。我々の姿が見えなければ、奥様も訝しがるだろう」
 ようやくバートラムが微笑み、クラリッサも言いたいことはいくつかあったがひとまず肩を竦めた。それからくたびれた顔で、少しだけ笑い返しておいた。
「……全く、見せつけてくれる」
 一人除け者にされた格好のアルフレッドが呻いた。
 それについてもクラリッサには言いたいことがある。そんな言葉を、結婚を間近に控えた人間が口にするものではないだろう。だが何を言ったところで彼とは相容れないだろうし、クラリッサにはその権利も義務もない。
 だから結局何も言わなかったが、あと数日後に迫った結婚式についてだけは未だ不安を抱いていた。

 大広間へは三人で戻った。
 バートラムはクラリッサだけを連れて戻りたかったようだが、アルフレッドは不機嫌そうにそれを制した。
「我々が三人で席を外していることはもう知られているかもしれない。私の口から説明が必要でしょう」
 それでクラリッサはアルフレッドに従い、来た時は引きずられるように歩いた廊下を大広間まで辿った。冷静になってみるとあの小部屋から大広間までは別の部屋を一つ二つ隔てた程度だったが、廊下には同じような扉がいくつも並んでおり、バートラムが遅れてきたのも無理はないと思えた。
 大広間に集う客人たちは、既に一部がアルフレッドたちの不在に気づいていた。そこへ現われた三人に対し、彼らは一様に不思議そうな目を向けてきた。
 そして、その中にはメイベルの姿もあった。無邪気に瞬きを繰り返す女主人の顔を見た途端、もう何年も引き離されていたかのような懐かしさをクラリッサは抱いた。
「クラリッサ。それにバートラムさんも……アルフレッド様と一緒にいたの?」
「ええ。お二方をお借りしていて申し訳ございません」
 機先を制するように、アルフレッドがまず答えた。
 彼は意味ありげにクラリッサたちの方を振り返り、
「実はこちらのお二人も恋仲であると伺いまして、お二人の心とろかすような恋物語をじっくり聞かせていただいたところなのです」
 と言った。
 クラリッサは反応が半瞬遅れ、はたと気づいた時には大広間にいる全ての客人がこちらを見ていた。
「とても素晴らしい恋の話でした。お二人が深く想い合いながらも主であるメイベル様に忠を尽くす様は、これから妻を娶る私にとても大切なことを教えてくれました」
 アルフレッドは自棄になっているのか、実に愉快そうに皆に語って聞かせている。
「さあ、皆様も恋の話はお好きでしょう。こちらの恋人たちからも甘い恋の辿ってきた道程を、存分に伺うといたしましょう!」
 あまりのことにクラリッサの顔からは血の気が引き、すぐに何倍にも膨れ上がって戻ってきた。発熱するような羞恥にまごつき、客人たちの好奇心旺盛な眼差しと、吟遊詩人たちが奏でる狂おしげな旋律から逃れようと視線を泳がせた。
 そして次の瞬間、メイベルと視線がぶつかった。
「……まあ――まあ、そうだったの……」
 当たり前だが彼女は酷く驚いた様子で、たった今白日の下に晒された『恋人たち』の姿を眺めていた。
「あ、あの、奥様、これは――」
 クラリッサは弁解しようとしたがその時にはもう、メイベルの瞳は宝石のようにきらきらと輝き、薔薇色の頬はほころび、唇には愛らしい笑みが浮かんでいた。
「そうだったの……! わたくしちっとも気づかなくて、ごめんなさいね。でも考えてみれば、ええそうね。あなたがたは昔からとても仲がよかったんですもの。気づかなかったわたくしの方がどうかしていたのね。ああ嬉しいわ! わたくしの大切な人たちが深く愛し合っていただなんて!」
 次第に勢いづいてはしゃぎ始める女主人を、クラリッサはもはや直視することもできなかった。

 その後の出来事について、混乱と羞恥の極みにあったクラリッサはほとんど覚えていない。
 ただバートラムが言うには、あの場を乗り切る為に彼は弁舌を振るう必要があり、結果としていくつかありもしない恋の逸話を話し聞かせたとのことである。
 そしてそれを誰よりも熱心に聞いていたのはメイベルであり――クラリッサの窮地は形を変えて、しばらく続くこととなる。
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