Tiny garden

過ぎ行くものなのです

 真夏らしい、いい天気の日だった。
 午後の陽射しは例によって照りつけている。空気ごと加熱されているような蒸し暑さだ。それだけに、並木の下に連なる影がとても心地良さそうに見える。並木の緑も、影の中に落ちた木洩れ日も、大げさなくらいにきらきらしていて眩しい。
 それに、日下部さんも眩しかった。

 待ち合わせ場所は中央公園のサイクリングロード入り口。そこを少し脇にずれた、飲料水の自販機が並んでいる辺りで待っていた。
 後から現れて、駆け寄ってくる彼女の姿を見るなり、絶句してしまった。あまり深くは考えていなかったけど、そういえば私服の彼女を目にするのは初めてだった。俺はこの間と同様にTシャツにジーンズという無難な格好で出かけた。にもかかわらず彼女は。
 キャミソールだった。
 肩のところにごく細い紐だけ引っ掛けたキャミソールは、それはそれは恐ろしい破壊力を秘めていた。肩はもちろん二の腕やら鎖骨やら肩甲骨やらを惜しげもなく露出させ、それでいて決してだらしなく見えない。夏休み前はダイエットをしていたという日下部さんは、キャミソールをあっさりと、清らかに着こなしていた。おまけにふくらはぎ丈のデニムジーンズを履いていて、スニーカーからきれいな足首やくるぶしが覗いている。眩しい。自転車のフレームよりも強く、素肌で日光を跳ね返している。
「お、おはようございます!」
 俺を見るなり、緊張気味の笑顔を浮かべてくる日下部さん。麦藁帽子の下の笑顔まで輝いていた。制服姿の時こそ地味な印象が先立っていたけど、こうして私服を見る限り――地味どころか眩し過ぎた。
「この格好、おかしくないですか?」
 彼女がそう尋ねてきて、俺は慌てた。まじまじと見ていたことに感づかれてしまったようだ。金子がこの場にいたなら、にやつきながら『凝視してんじゃねーぞこのスケベ野郎が』とか何とか突っ込んできたに違いない。でも俺は満足のいくスケベ野郎にすらなれそうもなかった。
 視線を落として地べたを見た。
 彼女の足元に溜まる色の濃い影。彼女と彼女の自転車が作る影。そこ以外はもう本当にどこを見ていいのやらわからない。意識してしまえば凝視どころか直視さえ出来なくなってしまう。情けない。
「……おかしくない」
 影だけ見て答えられたって説得力なぞあるものか。それに答えるにしたってもうちょっと言いようってものがある。もっと誉めてやればいいのに。そうしたら彼女が喜ぶってわかっているくせに。どうして何も言えないんだろう。
 当の目的であるサイクリングをする前から、とっくに喉が干上がっていた。声が出てこない。汗だけはやたら出る。自転車のハンドルを握る手が滝のような汗をかいている。視線は影から上へ行かない。彼女の顔さえ見ることが出来ない。
 それでも、日下部さんはものすごくほっとしたらしい。声のトーンでわかった。
「よかった!」
 そう言った。
「遠野さんと二人で会うのに、変な格好はしちゃいけないと思って、出掛けに少し悩んじゃったんです。おかしくないならよかったです」
 少しと言う割には声が弾んでいた。うれしそうに笑っていた。きっと彼女の言う『少し』は全然少しじゃないんだろう。俺は既に知っている。
 ――あいつの片想いもさ、昨日の今日ってレベルじゃない訳よ。
 金子の言葉がよみがってきて頭の中でぐらぐら響く。
「今日もすごく暑いですね」
 日下部さんが首を動かしたようだ。影の動きでわかった。すぐに元に戻ってくる。少し傾ぐ。
「あんまり無理せず、ゆっくり行きましょう。熱射病に注意です」
 気遣わしげな彼女の口調に、俺はほんのちょっとだけ視線を上げる気になれた。足元を見た。すぐにほっそりした足首が飛び込んできて、慌てて視線を思い切り上げた。
 口調通りに気遣わしげな顔と目が合った。眼鏡のレンズ越しに覗く瞳は、直後大きく見開かれる。麦藁帽子の影に収まった彼女が、うろたえた様子で目を泳がせる。やがて俯いた。
「す、すみません。あの……」
「え?」
「緊張してます、私、すごく」
 たどたどしく言われて、その言葉を噛み砕いて飲み込んで、それから俺は妙にほっとした。
 よかった。お互い様だ。
 いや正確に言えばよかったのかどうかわからないけど。本当なら俺がしっかりして、日下部さんを華麗にエスコートすべきなんだろうけど。女の子に縁のなかった俺が、最初のデートでそこまでこなせるはずもない。だから日下部さんも緊張しててくれてよかったと思う。お互いに、後で笑い話に出来るデートになればそれでいい。
 どうせ金子も、今日の話を聞きたがるだろうし。
「俺もだよ」
 短くそう告げると、日下部さんはぎこちなく視線を上げてきた。目が合って、どきっとするより先に笑ってしまった。俺が笑うと彼女も笑った。緊張気味の、それでいて混じりけのない純粋な笑い声が続く。
「じゃあ、あの、大丈夫ですね」
「うん、多分。お互い様だ」
「そうですよね」
 日下部さんがもう一度笑った。その笑顔に、俺はまた金子の言葉を思い出す。
 ――あいつは生半可な覚悟でお前に挑んだんじゃないんだ。
 わかっていた。
 だから、こっちだって生半可な覚悟じゃいられないんだってことも。

 サイクリングコースは空いていた。
 自販機で飲み物を購入した後、走り出した当初は彼女が先を行っていた。俺は後に続く態勢を取っていたけど、あまりに空いているのでいつの間にやら二台が並ぶ格好となった。急ぐ必要もないだろうから、景色を楽しみながら漕いだ。登校する時と同じスピードで、のんびりと。
 延々と日陰の続く並木道は涼しかった。自転車で通り抜ければ風も吹いてくる。温くても木々の匂いがする風は気分がよく、八月の蒸し暑さもすぐに気にならなくなった。
 静かだった。ひたすら、静かな道だった。
 そのせいかいろんな音がよく聞こえた。風の音。木の葉の揺れる微かな音。ペダルを漕ぐ音。タイヤの回る音、地面の上を滑る音。自転車のかごの中で飲み物のペットボトルが転がり続ける音。
 それから、日下部さんの声。
「今日はびっくりするくらい空いてます。いつもは結構人がいるんですけどね」
「夏休みももうすぐ終わりだからな」
「だからですね、きっと」
 時々思い出したように会話を交わした。まだぎこちなくて、会話が長く続くということはなかった。それでも以前よりはずっと普通に話せるようになった気がする。金子に言わせれば、まだまだなのかもしれないけど。
「日下部さんは、よくここに来るんだったよな」
「そうなんです」
 彼女が頷く。目の端でこちらを見ると、レンズ越しではない眼差しがうかがえる。眼鏡を取ったらどんな顔なんだろう、なんてことを考えたくなってしまう。
「風を切って走るのも気持ちがいいんです。サイクリングコースだと道に迷う心配もないですし、しょっちゅう回ってます」
「へえ」
 意外とアクティブなんだな、と思う。金子と気が合ったのもわかる。ここにも一人で来るとは言っていないから、案外金子や、クラスの他の友達とも、一緒にサイクリングを楽しんでいるのかもしれない。
 同じクラスだったらよかったな。そしたら俺も、彼女ともっと早くに仲良くなれていたかもしれない。そうも思う。この間まで、女の子と話すことにさえ腰の引けていた自分と、同じ人間とは思えない心境だ。
 と、
「でも、男の人と二人で来たのは、初めてです」
 彼女の声が考え事の中に割り込んできた。
 ペダルを漕ぎながら、視線を合わせる。彼女もこっちを見ている。恥ずかしそうにして、直に前を向いてしまった。
 温い風が日下部さんの短い髪が揺らしていく。キャミソールの紐を引っ掛けた肩の上、さやさやと吹かれている。麦藁帽子の影が落ちているのに、横顔が眩しい。ちらりと覗く耳元まで何だか眩しい。
 わき見運転は危険だ。俺も視線を正面へ、サイクリングコースの先へと戻す。でも、名残惜しかった。直視は出来ないくせにもっと見ていたいと思ってしまう。
 道の先に何か見えてきた。サイクリングコース沿いに立っている、古びた建造物だった。建造物と言っても三角の屋根と柱があるだけの、さして大きくないあずまやだ。俺が気付いたのとちょうど同じタイミングで、日下部さんが声を上げた。
「遠野さん、少し休憩にしませんか」
 剥き出しの細い腕が伸びて、あずまやを指し示す。彼女の腕が陽射しを鈍く跳ね返している。
「ベンチがあるんです、あそこに」
 あえてこちらを見ずに言われて、拒否なんて出来るはずもなかった。

 あずまやの脇に自転車を止め、ベンチに並んで座った。
 ここまで散々揺すぶられてきたペットボトルは、さすがに買った当初の冷たさこそ維持していなかったものの、疲れた喉にはてきめんに効いた。ありふれたスポーツドリンクがとびきり美味しく感じられた。いつの間にか時間も経ち、大分長い距離を走っていたようだった。太陽も傾き始めている。
 日下部さんは緑茶を飲んでいる。まだダイエット中なんだろうか。並んで座るとキャミソールの胸元が見えそうで、でも見えたところで何と言うか彼女は痩せ型だったから、二重の意味で罪悪感を抱く。目を逸らしつつ、ダイエットの必要があるのかと考える。そんなことをしなくても十分、可愛いのに。
 サイクリングコースは本当に空いていた。俺たちが休んでいる傍を通っていく人もいなかった。八月の末だからか、それとも気温が高くて陽射しが強過ぎるせいだろうか。
 二人で黙り込んでいると本当に静かだった。言いたいことはたくさんあった。でも、切り出すタイミングがよくわからない。いきなり本題に入っていいのか、それとも軽い話題から入るのがいいのか。
 どう切り出せば、生半可じゃない覚悟を彼女に伝えられるのか。
 迷いも悩みも今更のように尽きない。
「――飲み物、買ってきて正解でしたね」
 結局、日下部さんが先に口を開いた。ちょっとだけ笑ったのが聞こえた。
「遠野さんが、入り口で買っておこうって言ってくれなかったら、きっと私は忘れていたと思います」
 自販機の前で待っていたのも、飲み物の必要性に気が付いたからだった。会話が途切れて手持ち無沙汰になった時も、喉の渇きのせいで声が出なくなった時も、飲料水は役に立つ。まさかこんなにおあつらえ向きなあずまやがあるとは思わなかったけど。
「夏場は水分補給が肝心だから」
 愚にもつかないコメントを発した俺に、日下部さんは明るい声を立てた。
「さすがは遠野さん、保健委員の鑑ですね」
「いや、そこまで誉められるほどのことは……」
 保健委員をやっているから気が付けた訳でもないんだけどな。とは言え確かに、保健室の壁にも貼ってあった。『熱射病に注意、水分補給が肝心です』というポスターが。
 ともあれ、俺はくすぐったい思いで足元を見る。からからに乾いたあずまやの床は板張りで、生命力の強い雑草が隙間から姿を見せていた。
「前に、お話しましたよね。朝の全校集会で、倒れた子を運んでいく遠野さんの姿、見ていたんです。あの時は先生が呼ぶより先にさっと駆けつけて、先生と一緒に倒れた子を運んでいって――そういう遠野さんが、すごく格好よく見えました」
 日下部さんが続けたのは一層くすぐったくなりそうな話だ。格好いいことなんて別にない。保健委員として当たり前の仕事をしただけだった。
 彼女が前に聞かせてくれた、俺を好きになったというたくさんの理由。それらは全部、格好いいことなんてない事柄ばかりだった。誰でも持っていそうな、長所とも言い切れないごくありふれた特徴。当たり前のことばかりだった。どうして俺なのかと、足元を眺めながら今でも思う。物好きだな、と。
「私も、倒れたら、遠野さんに運んでもらえるのかなって、そんなことまで考えちゃいました」
 でも、日下部さんがそう言ってくれるとうれしい。
 昨日の今日じゃないという彼女の想いが、本当にうれしい。
「身体は丈夫な方なので、倒れることなんて絶対ないんですけどね。そもそもクラスも違いますし……接点、ほとんどなかったんですよね。私と遠野さんって」
「そうだったよな」
 接点は金子だけだ。共通の友人だったあいつがいなければ、この時間は存在すらしなかった。俺は日下部さんのことを知らないままだっただろう。
 あいつには感謝している。しばらくは奢らされるだろうけど、やむを得まい。
「最初のうちは、黙って待っていたんです。遠野さんがA組に、金子くんに会いに来るのを待ってて、それで目が合えばいいなって、そのくらいに思っていたんです」
 日下部さんの声が震えて、思わず彼女の方を見る。彼女も俯いていた。緑茶のボトルを両手で握り締めている。
「だけど、そのうちに足りなくなって……」
 彼女が続ける。
「遠野さんが登校してくる時間を見計らって、わざと時間を合わせたりしていました。通学路でも会えたらいいなって思って。それも始めた当初はうれしかったんですけど、やっぱり足りなくなっちゃいました。もうその頃には、遠野さんを見てるだけじゃ嫌だったんです」
 彼女の言葉の中、どんどんと時間が過ぎていく。
「金子くんは、私の気持ちを知っていたみたいなんです。でも黙っていてくれて、私が相談を持ちかけるまでは見守っていてくれました。遠野さんのことを打ち明けたら、協力するって言ってくれました。お蔭で私、遠野さんとこうして、二人で過ごせるようになりました」
 言葉で語るだけならほんの数分だ。ごく短いエピソードに過ぎない。だけど彼女の、昨日の今日ではない想いは、俺が知るよりもずっとずっと前から続いてきたものだった。俺がぼんやり自転車を漕いだり、当たり前のように保健委員の仕事をしたり、金子と話をしている間、彼女がどんな思いでいたのか、もう知っている。
「私、幸せです」
 そう言いながら、日下部さんは俯いている。帽子のせいで表情がわからない。キャミソールの紐が引っ掛かけられた肩が、小さく震えていた。
「ようやく、足りたなって思えます。夏休みの終わりに、遠野さんと一緒にいられたから……」
 果たして本当にそうだろうか。
 日下部さんは本当に、足りているんだろうか。
 今は足りているように思えても、時間が経てばきっとそうではなくなる。誰かのことを想う時間はあっという間に過ぎ行くものだ。そのくせ焦りだけは胸に残って、気持ちはだんだんと追い詰められてしまうものだ。俺もつい最近味わったばかりだから、わかる。今はよくても、いつか、これだけじゃ足りなくなる日が来る。友達でさえいられなくなる日が来る。
 俺たちは、友達でいる必要なんてないはずだった。
 彼女もそれをわかっているんだろう。だから、ああいう話をした。そう思う。
 次は、俺の番だ。
「金子に聞いたんだ」
 まず切り出したのは、やはりあいつの名前だった。こんな時でもキューピッド頼みかと自分で情けなくなる。
 その代わり、視線は真っ直ぐに据えた。俯いていた日下部さんが、顔を上げたのをちゃんと見ていた。
「奴が言うには、恋とはすなわち落ちるものらしい」
 眼鏡の奥で、日下部さんがきょとんとする。俺はどうにか笑おうと努めた。多分、上手くいったと思う。
「言われてすぐは、意味がわからなかった。何のことかと思って、ついでに言えば俺には関係のないことだとも思っていた。そういうの、まるっきり縁がなかったから」
 縁がないのも当然だと、負け惜しみみたいに考えていた。松竹梅で言うところの梅でしかない俺に、そういう縁があるはずもないと。
 でも、ごくありふれていて平凡で、取り立てていいところがある訳でもない人間から、いいところを見つけ出してくれた子がいた。他にももっといい男がいるはずなのに、俺に、うっかりと恋に落ちてくれた子がいた。それはすごく、幸運なことだ。
 そして俺も、その後にわかった。
「わかったんだ。後になってから。日下部さんと話をして、それからやっとわかった」
 彼女が慎重に瞬きをする。
 帽子の下の顔に、震えないよう苦心した声で告げる。
「俺も、落ちたんだと思う。日下部さんに」
 あの瞬間の感覚をまだ覚えている。
 何もかもが呆気なく攫われてしまって、彼女だけになった瞬間。
 今も、そうなのかもしれない。俺には彼女以外の何も見えていないし、何も聞こえない。他のものに関心がいかない。彼女だけに注意を払っている。そうしなければ、足りないからだ。
「最初、断ってごめん」
 これは一番、はっきり告げたかった。
「今からでも遅くないなら、俺と――」
 これは、何と続けようか迷った。あまり気障な言い回しは性に合わないし、ストレートに言える度胸もない。気楽に言えたらいいんだろうけど、そこまで器用でもなかった。
 でも、言う必要もなかった。
「遅くないです!」
 日下部さんが先に、俺の言葉を継いでいた。
「私、遠野さんが好きです。とっくの昔に落ちてました。だから十分なんです。謝ってもらうことばんて全然ないんです!」
 一息に言って、それから彼女はぎくしゃく笑う。照れ笑いだった。だんだんと、ゆっくり笑みが深まって、やがてどうしようもないくらいの満面の笑みに変わる。
「好きです。大好きです、遠野さん!」
 ベンチに並んで座った距離から、改めて告げられた。それだけで彼女の、生半可じゃない覚悟が伝わってくる。
 こうなれば、言わない訳にはいかない。
「俺も好きだ、日下部さんが」
 こっちは満面の笑みにはなれなかったし、やっとの思いで笑んだだけだった。でも精一杯、はっきり言った。お蔭で日下部さんの表情が弾けた。
「私、すごくすごくうれしいです! ばんざーい!」
 この表情に落ちたんだよな、と改めて思う。
 そして、キャミソールを着ているのに隙だらけの万歳をする日下部さんに、何だかいろんな意味でどきどきしてしまった。この場に金子がいなくてよかった。実に思う。直視とか凝視どころの騒ぎじゃなかった。
 でも、そういうところも含めて、日下部さんは――俺の彼女はものすごく可愛い。

 相手を想うだけの時間のみならず、二人でいる時間も本当に、あっという間に過ぎ行くものだった。
 日が暮れる前にサイクリングコースを辿り終え、その後は彼女の家の前まで送っていった。自転車を押して歩くという小細工も、容赦のない時の流れには打ち勝てない。公園近くの彼女の家には、ものの数分で着いてしまった。
「次は、始業式に会えますね」
 日下部さんが笑顔で言うから、俺も前向きな気持ちで頷く。
「じゃあ、九月に会おう。……その前に電話もするけど」
「待ってます!」
 二週間を暢気に待っていた頃とは、何もかもまるで違った。
 俺の中でもいろんなことが、目まぐるしいスピードで過ぎていったみたいだ。
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