「主任とルーキー、七歳差」完結記念アンケート結果

2009年12月8日から2010年1月15日までの応募期間中、865件のご応募をいただきました。
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!
遅くなりましたが結果の発表とレス、今後の予定についての報告です。
(いただいたコメントへのお返事は2ページ目でしています)

設問1と2の集計結果

作品の長さについて、当てはまる項目にチェックをつけてください。
 さすがに長かった 71
 このくらいがちょうどいい 136
 もっと長く続いてもいい 287
 他の作品もこのくらい続けて欲しい 39
 そもそも分量は気にしない 482

 自分史上最長の話になったので、長すぎたかな、どうかなーと思っていたのですが、蓋を開けてみたら「分量は二の次、内容次第」というご意見が最も多かったです。
 ただ「他の作品もこのくらい…」というご意見は思いのほか少なかったので、今後の連載は従来通り、1000枚以下でまとめられるように心がけます。

読んでみたい後日談がありましたらチェックをつけてください。
 小坂による本編のその後 432
 石田視点で、小坂をひたすらに愛でる日々 666
 霧島視点で、石田と小坂を観察する話 397
 安井に彼女ができる(かもしれない)話 436
 長谷と霧島の新婚編 220
 むしろ小坂と石田が結婚する話 530
 その他(次の設問でご記入ください) 63

 後日談については次の項目で内容の詳細をまとめています。
 基本的に得票数の多い順から取り掛かる予定でいますが、「小坂と石田の結婚」に関しては、後日談を一通り書いて時期がはっきりしてから書きます(理由は後述します)

後日談についてのまとめ

同一、類似のご要望はまとめています。
またここに載っていないご要望については2ページ目でお返事しています。ご参照ください。

小坂による本編のその後
初めて使う合鍵長谷と小坂の恋人自慢女性陣が男性陣を振り回す話(石田視点)あえて石田を抜かして、小坂と霧島と安井で飲みに行く話小坂がやきもちを焼く話小坂、しりとりリベンジ小坂の昔の恋愛絡みの話

 小坂視点での後日談は、基本的に短編中心で、石田編で取りこぼした部分を拾っていく感じにします。上記のご要望をいくつかまとめて連作にするのもいいかな、と考えているところです。
「主任とルーキー」本編については小坂視点だと見えない部分が気になる、というご意見も多かったです。その辺りを反省しつつ、後日談を書くつもりでいます。

石田視点で、小坂をひたすらに愛でる日々
安井と石田の昔の話まだ付き合う前、小坂が配属されて石田に好意を持っているのがあからさまにわかる話小坂と付き合う前の、石田の惚気話石田の「素面では言えない話」初めての夜の話を石田視点で/石田が『主任』でドギマギするのを克服する話なかなか合鍵を利用しない小坂をさらって帰る金曜日半同棲状態で過ごす金土日小坂両親と会う5人の呑み会で堂々と惚気る石田と慌てる小坂小坂の「彼女としての成長物語」を石田視点で石田が拗ねるorやきもちを焼く話小旅行に行くお話石田の、「小坂には見せない顔」小坂の誕生日を祝う話一緒にお風呂に入る話すれ違いやいざこざ小坂のことではちょっと冷静じゃいられない石田

 最多得票、最多コメントをいただいたのが石田についてでした。好きって言ってくださる方も本当にすごく多くて、よかったなあ、うれしいなあとしみじみしました。ありがとうございます!
 という訳で、石田視点を最優先で書いていく予定です。後日談にもたくさんコメントいただいたのですが、本編の裏側や本編以前が気になるというご意見も多かったので、長編か連作にして、広くカバーしていこうと思っています。その分すごく長い話になりそうなのと、年齢制限(PG-12)をつける予定でいるので、「主任とルーキー」とは目次ページを別にして、また新しい連載として書きます。
目次はこちらです。
よろしければ是非お付き合いください。

霧島視点で、石田と小坂を観察する話
あてられる霧島石田への仕返しを企む霧島

 霧島視点については、とにかくあのふたりを観察してくれればいいというご意見が多かったです。他の営業課員視点でも観察を……なんていうご要望もあったのですが、そちらについては書けるかどうか、現時点ではわからないので、ひとまずは霧島に観察させる予定です。石田と小坂が付き合う前と後で、ビフォーアフターみたいな短編を想定してます。

安井に彼女ができる(かもしれない)話
安井視点の二カップルの様子のろけられてやさぐれる安井/安井の彼女と6人で霧島家に集まる日/いきなりのろけ始めて石田たちに驚かれる安井

 石田の次に多数のコメントをいただいたのが安井についてでした。あんまり出番多くなかったのに、温かいお言葉がたくさんで感激です。
 安井編は「主任とルーキー」とは別の連載がいい、というご意見が多かったので、そうします。ただ安井の彼女(候補)については多岐にわたるご要望をいただいていまして、どういう話にしようかじっくり考えたいところです。お待ちいただけると幸いです。
 また、「安井は独り身のままがいい」というご意見も少数ですがありました。なので「一日五分間」と「主任とルーキー」の後日談では、安井の彼女は登場させません(「一日五分間」には小坂も出さないつもりでいます)。ご了承ください。
 安井の彼女(候補)についてのご意見を下に引用しています。

>安井さんに彼女ができたらいいなと思います。社外でお得意先の方とか、社内の場合契約社員とか派遣社員の人なんてどうでしょうか。。??
>過去話でもいいんですが、できれば、彼女もしくは彼女候補とのお話を。どんな女に惚れるのか、とても興味があります。安井さん視点で読みたいです。
>個人的には安井課長には独り身っぽい雰囲気を漂わせていてほしいです。
>安井課長が「何だよ何だよ!みんなデレデレ幸せになっちゃって。幸せになるなとは言わないよ。でもさ,俺とアイツらの差って何よ。俺も結構イイ線行ってると思うのよ。」 って感じの日々を送っていて,自分の身近を見直せば,そこには古くから知り合いのイイ奴と思っていただけの女友達が愛しい人になっていた!みたいな感じですかねぇ。ベタですか?
>何で安井さんは結婚してないのかな?と疑問に思っていたので、是非安井さんが幸せになるお話を。安井さんと同世代の人、大人なお話が良いな〜。
>登場人物が被りつつ、また別の人たちメインのお話がいいなあ、なんて思いました。そんなわけで、人事部物語希望です!
>安井課長に彼女ができる(かもしれない)話、は、できましたら安井課長の視点で拝読してみたいです。このかたの恋愛についての視点が気になります。
>安井さんの彼女はシニカル系の美女がいいです。毒を吐く人間がもう少しいてもいいかも。
>ゆきのさん藍子ちゃんとほんわかした女性だったので、安井さんに負けないような(口でも世代的にも)ような女性とのお話が読んでみたい…なんて思ってます。。
>年上の女性か同期の女性がお相手だといいなぁと思います。
>安井課長はこのまま二組のカップルに当てられながら、独身を貫いてほしいな。
>しっかり者なのにどこか抜けているとびっきり可愛い女の子と幸せになって欲しいです。
>安井さんのお話はサクサク進む展開と読み物で意外なところが欲しいです(他二組がじれじれなので)
>是非社内恋愛じゃない展開を希望します!例えばいつも通う喫茶店の店員とか、同窓会で久しぶりにあった人…、お見合いも良いですねo(^-^)o
>安井のお話も読んでみたいです。できれば相手は同じ会社の人ではない方がいいなあと。子持ちの彼女とオトナな恋愛、とか。
>いつも飄々としている安井課長が、ビシッとカッコいいとこを見せる話が読んでみたいです。
>バリバリ仕事が出来てカッコイイけどプライベートはおっちょこちょいな女性とか面白そうです。ギャップにメロメロみたいな(笑)
>社外恋愛でお願いします!せめて取引先関係者か学生時代のツテなどいかがでしょう?
>ものすごく冷血な女の人を落として欲しいですw
>安井課長の恋愛のお話は是非読んでみたいです。柔軟な課長なら、どんな子が相手でも合わせやすそうですよね(笑)

 引用したのは安井の彼女(候補?)と恋愛についてのご意見ですが、それ以外にも幸せにして欲しいとか、助けてあげて欲しいとか、そういうお言葉をたくさんいただけてうれしかったです。実は「安井の彼女ってどんな子がいいですか?」と設問しようかどうか迷ったりもしたので、安井を心配してくださった方々、真剣に考えてくださった方々にも本当に感謝しています!
 いただいたご意見を全部採用するという訳にはいかないので、個別に「これは書く、これは書かない」とレスはしませんが(すみません)安井編を書く上で参考にさせていただきます。どういう形であれ、いい恋愛にできるよう、頑張ります。

長谷と霧島の新婚編
バレンタインとホワイトデーの話長谷から見た小坂と石田

 長谷と霧島の話は、小坂と石田とセットで……というご意見のほか、「一日五分間の彼」の後日談として書いて欲しいというご意見もありました。前述の通り「一日五分間」の方には小坂(と、後にできるであろう安井の彼女)を出さないつもりでいるのですが、その辺りが不自然にならないよう、短編サイズにまとめて書くのがいいかなと思っています。

むしろ小坂と石田が結婚する話
会社での結婚報告シーン/いつものメンバーでお酒飲みながら結婚報告お互いの両親に挨拶に行く話霧島と安井が石田ののろけを結婚式のスピーチで暴露/結婚式から新婚旅行まで

 結婚編の得票は石田視点の次に多かったのですが、結婚の時期については迷います。「そんなに急がなくていい」「恋人時代をじっくり見たい」というご意見もすごく多かったので、確かに急がなくてもいいのかなとも思えてきまして……。
 私としても、いつ、どのタイミングで結婚させるかはまだ考えていない部分なので、ひとまずは他の後日談を書きながらその時期を模索しようと思っています。なので申し訳ないながら、小坂と石田の結婚編は一番最後に書く予定です。